パソコンやスマートフォンの中に
たくさんの個人情報と
管理しているデータやサービスがあります。
もし、私が突然死んだら、
パソコンやスマートフォンで管理している
データや情報はどうなるの?
家族の場合には?
家族のデジタルデータや情報はどうするの?
本人が亡くなると
生前に管理していたデータやサービスに
誰もアクセスが出来ない状況が生まれます。
デジタルデータの遺品=デジタル遺品は
後になって大きなトラブルに
発展することもあるそうです。
気になっていたところ、ニュース番組で
デジタル遺品のトラブルについて
取りあげていて、大変参考になりました。
番組でのアドバイスは
かなり要約した内容ではありましたが
知っておけば安心の事ってありますよね!
- 今回の記事では
●デジタル遺品とは
●デジタル遺品のトラブル回避法
…テレビで教えてもらったことを
書いておこうと思います。
50代、60代なら知っておきたい内容と
アドバイスでしたので、
ぜひ読んでみてください!
記憶に留めておいて損はないですよ!
(o^―^o)
*BSテレ東「マネーのまなび」2021.11参考
デジタル遺品とは
デジタル遺品とは?何を指すのか?
私たちは、今
パソコンやスマートフォンなどを経由して
さまざまなものを管理していますよね?
管理していた本人が亡くなると
生前に利用していたパソコンや
スマートフォンなどの中に残したデータが
「デジタル遺品」となるわけです。
私たち50代60代の世代よりも
より若い世代の人たちのほうが
スマートフォンなどデジタル中心ですから
デジタル上以外には
情報が残っていないということも…!
デジタル遺品は、唯一無二の
貴重な遺品です。
本人だけがアクセスできる個人情報として
セキュリティーロックされていますから
取り扱いには充分すぎる以上の
注意が必要とされるそうです。
デジタル遺品のトラブル回避法
デジタル遺品のトラブルは、
①故人のデータが開けられない
②デジタル上の契約が不明
③デジタル上の資産や借金が不明
④デジタル遺品を開けようとして失う
という4点です。
①データに関するトラブルを回避
故人のデータが開けられない…
データにアクセス出来なきゃ始まらない!
まずは、IDとパスワードがわからないと
デジタル遺品にアクセスできません。
デジタル遺品のIDとパスワードは
「紙に書いておくこと」これが一番大切!
…といいますか、書いておくしかナイ!
IDとパスワードを
紙に書いて、文字として残しておけば、
デジタル遺品のロック解除ができます!
そして、デジタル遺品の情報に、
相続人本人がアクセスできますから
トラブルを未然に防げます。
②契約に関するトラブルを回避
デジタル上の契約が不明…
いくつものサブスク(課金アプリ)や
有料サイトは、生前に解約していなければ、
契約が継続されていますから
銀行口座から引き落とされてしまいます。
(故人の銀行口座が凍結されても
未払い金として別途請求されるようです)
コワいのは、
故人が利用していたデジタルサービスの
自動引き落としを停止してしまうと
クラウドにあるデータ(デジタル遺品)が
知らぬ間に削除される恐れもあること。
契約解除には、注意が必要です。
③相続に関するトラブルを回避
デジタル機器は相続財産の対象です。
デジタル上に遺された故人の資産情報に、
相続人本人がアクセスできないと
資産全体の把握が出来ません。
相続手続がスムーズにいかないばかりか、
後々、遺族間でトラブルになる場合も。
デジタル遺品の
すべてがわかるようにしておくのも
大切なことです。
故人が、FX(外国為替証拠金取引)や
株・先物取引などを行っていた場合には
知らなかったでは済みませんから
特に注意が必要です。
④ロック解除に関するトラブル回避
デジタル遺品のスマホやパソコンの
パスワードがわからない場合には
専門業者に依頼するのが鉄則だそうです!
確信ないパスワードを不用意に入力すると
ロック解除できなくなったり、
データが強制削除されてしまうことも…!
番組では、iPhoneとアンドロイドの
デジタル遺品のデータを保全しておく方法も
それぞれ教えてくれました。
●iPhoneの場合は、SIMカードを抜いておく。
…セキュリティーが更新されてしまうとロック解除出来なくなるので、SIMカードをiPhone本体から抜いておく。
●アンドロイドの場合は、充電をずっとする。
…充電がされず電池切れになるとロック解除が難しくなるので、充電を忘れずに。
*2021年11月現在の注意点です。
スマホによって保全方法が違うとは…
教えてくれて感謝です!
ロック解除ソフトも販売されていますが、
使わないほうがいいみたいですよ!
デジタル遺品のパスワードが不明な場合は
デジタル遺品のデータを保全しておき、
ロック解除は個人で行わず、
早めに専門業者に解除を依頼しましょう。
参考:https://cybersecurity-jp.com/
デジタル遺品 まとめ
デジタル遺品は、唯一無二の
貴重な遺品です。
デジタル遺品のスムーズな開示のためには
◎ IDとパスワードを
紙に書いて、文字として残しておくこと!
◎ ロック解除できない場合は
デジタル遺品の専門業者に依頼すること!
終活は、安心のためにも早めにですね!