50代。デジタル苦手なら読んで!若宮正子「老いてこそデジタルを」

若宮正子の本 暮らしレポート

なぜ「老いてこそデジタルを」の本を
50代に読んだほうがいいとお伝えするのか?

答えは、若宮正子さんが著したこの一冊に
勉強する楽しさがいっぱい!だから、です!

iphoneアプリ「ひなだん」や
エクセルで絵を表現する「エクセルアート
聞いたことがありませんか?

若宮正子の本のエクセルアート部分
エクセルアート 「老いてこそデジタルを」より

これらを創ったのが若宮正子さんです!

1935(昭和10)年生まれの
デジタルクリエーター:若宮正子さんの
プロフィールや本についてご紹介します。

50代後半アラカン世代にこそ読んでほしい
これからの人生=未来に活かせるヒント満載の
老いてこそデジタルを」の魅力を
お伝えします。

3分ほど、おつきあいください。

若宮正子さん どんな人?

定年後にパソコンを習い始めた人

昭和10年、東京都生まれの若宮正子さんは
高校卒業後、銀行に入行。定年をきっかけに
当時はまだ一般家庭には普及していなかった
パソコンを購入したそうです。

おそらく30年くらい前のことですね。
60歳目前の58歳にしてパソコンを購入。

まだまだパソコンは仕事で使うもの…という
時代だったと記憶しています。

老いてこそデジタルを」のまえがきで
若宮正子さんはこのように書いています…

『パソコンという、
当時は高価であったシロモノを
衝動買いしてしまった私ですが、
このたった1台のパソコンは、
80歳を過ぎてからの私に、
こんなに素晴らしい老後を与えてくれました』

…デジタルを、定年後から学んだ人です。

50代だから学ぶ…その大切さがわかる本です。

エクセルアートを思いついた人

パソコン操作に慣れた若宮正子さん、
シニアの方にパソコンを教えているうちに
エクセルアートを思いつきます。

なんだかつまらないエクセル…(~_~;)
なんとか楽しくエクセルの機能を学ぶには…?

そこで「エクセルで絵を描こう」と思いつき
エクセルの機能のみで、絵的な表現ができる
エクセルアートを創り出しちゃった!

エクセルで手芸をするかのような
エクセルアートの遊び心と自由な発想は
マイクロソフトからも絶賛されたそうです。

エクセルアート●パソコンで使用するエクセルというソフトウエアの「セルの塗りつぶし機能」や「罫線の色付け機能」を使い、アート作品を生み出す。●エクセルでは繰り返しの模様をつくるのが簡単にできるため、手芸で編み物をするように楽しめる。

iphoneアプリ「ひなだん」開発者

80歳からは、プログラミングを学び始めた
若宮正子さん。

2017年、81歳の時にパズルゲームアプリ
hinadanひなだん)」を制作!

シニア世代でも若い人に勝てるゲームとして
ひなだん」をつくったそうです。

操作はとっても簡単なのに、
ひな壇飾りの知識がないとクリアできない
ひなだん」は難度高いですよ?

ひなだん」は無料アプリですから、
ダウンロードして遊んでみてくださいね!

hinadanひなだん)●若宮正子が開発した iphoneゲームアプリ。●「お雛様を飾りましょう」お雛様・お内裏様・三人官女・五人囃子・高砂の翁(おきな)と媼(おうな)…それぞれを、ひな壇の正しい位置に配置する。●日本の伝統をベースにした、シニアだけでなく子どもから楽しめるゲーム。

「老いてこそデジタルを」の内容

この「老いてこそデジタルを」には、
進化と変化を続けるIT時代を生きるための
『哲学』が書かれていると思います。

学び終わることなく続くことです、と。

デジタルはシニアの味方!

デジタルって何だか、説明できますか?

「私ってアナログだから」と言う人がいますが
アナログデジタルの違いって何?

アナログとデジタルの違いをざっくり言うと、
連続的なデータを扱うのがアナログ
段階的なデータを扱うのがデジタル

デジタル化とは、物や現象を数値化すること。
アナログとは、曖昧さ・感覚的という感じ。

私たち50代は、アナログからデジタルへ
変化していく社会に一生懸命対応してきた
中継ぎ世代」だそうですよ。

若い子たちがデジタルネイティブとすると
やはり人によっては苦手意識のある人だって
いて当然ですよね?

でも、デジタルの良い面や恩恵も知っている
デジタルを味方につける世代なわけです。

デジタルを活用して豊かに!

50代後半ともなると気になる、ボケ対策

ボケ対策には「創造」すること。
クリエイティブなことをするのがいい、
新しいことを考えるのがいいと言われます。

ここで、エクセルアートが紹介されています。

パソコンを使って、クリエイティブなことに
取り組むのは、いくつもの作業が組み合わさり
より効果が期待できそうですね。

また、楽器アプリを活用して
お琴ピアノデジタルで始めることも
できるのですから、楽しみは尽きませんね。

50代とデジタルの関係は?

私たち50代は、人生設計を考えて
先を見ながら生きる…ようにしてきた世代。

中学校(または小学校)に入ったら
高校受験の用意が始まり、
高校に入ったら、大学受験の用意が始まり、
大学に入ったら、就職を考えて…

会社に勤めたら、数年後の心配をし、
そして、定年後の心配をし…

周りに歩調を合わせて将来に備える…
死ぬ先のことまで考えているような世代…。

将来のことを考えないと、だめですよ」
こんなこと言われて生きてきましたが
先を見通せる時代ではなくなりましたし、
年代的にも「」を充実させる事が大切。

この「老いてこそデジタルを」には
がんばらなくてもデジタルは使えることや
デジタルを使うことで、新たに生まれる
余裕のことが書かれています。

私自身も、パソコンに慣れてきたらば
私の指示した通りのことは、文句も言わず
動いてくれるパソコンという道具は
良い相棒と言えることに気づきました。

使いこなさなくても、充分ですね!

きっと、もっと簡単に使えるように進化する
若宮正子さんも本に書いていますが、
そのとおりだろうと、私も思います!

豊かに50代の先を生きる!

「人生に“もう遅い”はない」と
若宮正子さんに書かれると、納得できます!

50代後半。人生について考える時があります。
58歳は若宮さんがパソコンを習い始めた歳…。

若宮さんに倣って始めるにも遅くない、
あきらめないで進めと言ってくれています。

私自身も、50代のあなたも、
若宮さんのように、考え、行動できたら
どんなに素敵な人生でしょうか!

学ぶことの素晴らしさがわかる本です!

若宮正子さんの本に出会えて、
50代の先の人生“楽しい”は
リアルな自分の行動が創っていくもの、と
勇気と元気をいただきました!

人それぞれ、受け止め方は様々でしょうが
元気をもらえる本なことだけは確かですよ!

まとめ

「もうトシですから、ムリムリー」
なんて言う必要、まったくナシ!

50代今こそ始めるべきだと!

近い未来を楽しむための知恵
若宮正子さんの言葉にはあります。

これからの人生=未来に活かせるヒント満載の
老いてこそデジタルを」は
50代・アラカン世代こそ読んでほしいです。

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