「1日30品目食べなくちゃ」って人、
いまだにいますよね？
うちの母もその一人でして…
「1日30品目の食材を食べましょう」は
古いスローガンだと伝えたら…
そんなワケないの一点張りで…
思い込みってホントに厄介です！
「1日30品目」食べても悪くはないです。
でも、30品目をクリアしようとして
野菜ジュースやトマトミックスジュースを
飲んでるのが心配なんですよね(-_-;)
毎日コップ1杯の野菜ジュースを飲んでる
母の場合は、毎日15gもの糖質を
食事の他に摂っていることになります！
飲んでみると野菜ジュースって甘い…
品目がたくさん摂れるから体にいいって
思い込んでる人はかなりいます。
私も体にいいって思ってましたもの…！
ネット上でも、健康食品でも
「1日30品目」らしきことを謳ってるの
よく見かけますし…。
「1日30品目」は、
日本の健康神話みたいな扱いに
なってしまったのでしょうか…？？
1日30品目は昭和の話！
「1日30品目」が提唱されたのは
昭和60年（1985）のこと。
厚生省（現・厚生労働省）が
健康づくりのための食生活指針の中で
目標として示したものです。
平成12年（2000）に改定された指針では
「1日30品目」は削除されています。
削除された理由は
無理に30品目食べようとすることにより
摂取カロリーが増え、
肥満や生活習慣病になる可能性があり、
医学的メリットが見当たらないから…
…ですって！！！
1日30品目も食べる必要なし！
1日30品目も食べる必要はありません。
30品目なんて
食べ過ぎになるに決まってますよ？
なぜ1日30品目かというと、
「栄養について知識がなくても
多種多様な30品目も食べりゃあ
なんとかバランスが取れるんじゃないか」
…という考え方がもとだったらしい。
今では、1日30品目は消え、
「主食・主菜・副菜を基本にバランス良く」
なんて、ざっくりした提唱になっています。
「1日30品目の食材を食べましょう」！！
こんな昭和の情報を実行したら
待っているのは体重増加でしょう。
自分にも言い聞かせていますが…
「頭の中の情報を更新してますか？」
間違った思い込みや記憶で
健康を害することがありませんように…。
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