人はなぜ太るのか?
痩せるためには、
太る理由を知っておきたい…!
食欲を我慢できないから
痩せられない…とあきらめていた私でも
太るメカニズムを知って
あきらめなくていい!と気付きました。
何を食べても太るわけじゃない!
なぜ太るのか、理由があった…。
太るメカニズム
痩せるためには、太る理由について
知っておくことが大切です。
1つ目は、人類の食の歴史を知ること。
三大栄養素=糖質、脂質、タンパク質
…と教えられてきましたが
糖質(穀物)を主食にしたのは
せいぜい ここ1万年ほどに過ぎず、
約4000万年という人類の歴史からすれば
ごくごく最近始まったばかりの食習慣と
とらえるべきでしょう。
つまり、人の体は
糖質を摂取することに対して
生理的・機能的に備えが無いほど、
人類にとって糖質は“新しい栄養素”
だということです。
2つ目は、
人体のエネルギー消費について知ること。
エネルギーの源は
糖質、脂質、タンパク質ですが、
タンパク質は体をつくる素材なので
糖質と脂質がエネルギーとなる。
体脂肪はエネルギーの貯蔵庫。
蓄えられた体脂肪は
必要に応じてブドウ糖に分解されて
エネルギーとして使われる。
ところが、糖質が
いつもいつも摂取されていると、
体はまず糖質から使おうとするので
体脂肪を使う回路が働きにくくなる…
これが、
体脂肪の蓄積→「太る」につながる。
では、体脂肪は
どんなふうに蓄積されていくのか…?
“インスリン”という言葉を
聞いたことがあると思いますが、
インスリンは血糖値を一定に保つために
血糖値が上がったときに分泌されます。
(血糖値とは血液中のブドウ糖の量)
この、別名“肥満ホルモン”と呼ばれる
インスリンの働きが関わっています。
食事などで糖質を摂ると、
血液中のブドウ糖の量が増えるので
食後血糖値が上がる→→
→インスリンは血糖値を下げるために
大量に分泌され、まずは筋肉で
ブドウ糖を消費させようとする→→
→ところが、
血液中にブドウ糖が余ってしまうと
インスリンがブドウ糖を
体脂肪に変えるのです…。
摂取した糖質は100%が
ブドウ糖(血糖)に変わります。
米や小麦など
糖質の多い穀物主食とする食習慣が
私たちを太らせ、肥満させ、
糖尿病などの生活習慣病にさせています。
この、太るメカニズムを逆手に
肉や魚、野菜などを主食に変えることこそ
おいしく「食べて痩せる」ために
そして、痩せたら太らないためにも
大事なことなのです。
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ダイエットは根性より知性。
痩せるためとはいえ、
我慢のガンバリは長くは続きません。
太らない食べ物を知って
お腹いっぱい食べて満足できるなら
ダイエットも続けやすいと実感。
楽しく食べて痩せた食事記録は
こちらから見てください (o^―^o)