過食症という、ダイエットにある闇。

ダイエットのヒント

過食症。…ご存知でしょうか。

文字が表すとおり、
過剰に、食べてしまう、症状の病です。

過食症の多くは、
過食嘔吐(過剰に食べては嘔吐する)を
繰り返すため、体と心に
ダメージを受け続ける習慣病です。

外見からはわかりにくいため、
人知れず悩むといわれる過食症のことを
お伝えしていきます。

過食症を告白したシーン

過食症は、隠されている場合が多く、
明かされることは少ないのですが…

過食症を公にしたのが、ダイアナ妃。

BBCインタビュー番組の中で
(放送はかなり過去のものです)
ダイアナ妃が自身の過食症について
語ったシーンに驚きました…。

(覚えているニュアンスで書きます)

「…あなたは過食症でしたか?」
『…ええ。過食症でした。
日に何度も満腹になるまで食べて
その幸福感にひたるのよ…。そして、
その後は、胃の不快感に耐えられなくて
食べたもの全部を吐き出すの。
毎日、毎日、何回も…ね。』

自身の過食症について話すのは
大きな決意が要ることと思いましたし
過食症を告白する人を見るのも、
症状を聞くのも初めてでした。

しかもダイアナ妃が、です。
このシーンは、深く記憶に残りました。

たびたび思い出すシーンでもあります。

過食症という闇

生活で得られない幸福感を
満腹感に置き換えて味わうという行為が
過食症といわれています…。

食べることによって、脳内には
幸せ物質ドーパミンが大量に分泌されて
いっときの幸福感に満たされる…。
そして幸福感に浸ったあとは
また食べてしまったという猛烈な後悔と
すべてを嘔吐する苦しみをもって
自分を責める…。

私も過食症だった時期がありましたが
このことに触れずにきました。

誰かに話せるわけもなく、
何に満たされないのかもわからなくなり、
ただただ繰り返されるからコワいのです
「過食症」という自傷行為は。

ジャンクフードや甘いものなど
血糖値を爆上げする糖質を食べて
ドーパミンによる幸福感が欲しくて
毎日繰り返さずにいられなくなる…

…まさに、糖質依存です。

食べ物を買うのも食べるのもカンタン
だからこそ陥りやすくて
知られたくない闇(やみ)となる…。

思い返せば私の闇の始まりは
食べたいけど太りたくない、痩せたい…
という軽いワガママからでした。

「これ食べたら太るだろうな…」
でも、食べちゃえ!…食べてしまった!
食べること=悪いこと」でした。

ダイエットするたびに
食べ物への執着がより強くなってしまい、
過食嘔吐を止められなかった私は
ダイエットで痩せるのをあきらめ、
10年以上ダイエットをやめました…。

食べたいものを食べたいだけ食べて、
嘔吐しないわけですから
あたりまえに太りました…、ですが
更年期を含む10年の時間をかけて
ようやく過食症の闇から離れられたと
実感しています…。

過食症の闇にいる人を
私が助けることは叶いませんが、
一読いただきましたことが
何かを考えるきっかけになりましたら
幸いです。

…………………………………………

[ダイエットのヒント]を
読んでいただきありがとうございます。

今回は重めなテーマをお届けしました。

ダイエットしていくときには
迷いや悩みは尽きないものですよね…
解決のヒントになれば幸いです。

誰でも、いつからでも、痩せます。

古いダイエット常識に惑わされず、
糖質制限について学び、知識をもって
コツコツ、ダイエットを実践して
健康に痩せていこうと考えます。

タイトルとURLをコピーしました