「アブラだから体脂肪になる」と
太る原因のように思われている「脂質」。
実は「脂質」では太りません！
高カロリーのイメージが強すぎて
食べたら太ると誤解されている「脂質」…
意外なことに
摂り過ぎた「脂質」は排泄されてしまい
脂肪として体に貯まることは
ないそうです(＠_＠)。
食べた「脂質」がそのまま
内臓脂肪になるわけでもありません。
「脂質」は、体内では
細胞膜やホルモンをつくるための
大切な栄養素。
「脂質」なら皆同じというわけでもない…
自然のものかどうかが大事なんです。
脂肪酸からできている「脂質」
タンパク質・糖質と並んで
三大栄養素のひとつである「脂質」は、
肉や魚をはじめ、バターや植物油など
いろいろな食品に含まれます。
「脂質」は
「脂肪酸」という物質からできていて、
「飽和脂肪酸」と
「不飽和脂肪酸」に分けられます。
脂肪酸は3種類ある。
脂肪酸は「飽和脂肪酸」と
「不飽和脂肪酸」があって
どちらも食品に自然と含まれています。
もう一つの脂肪酸は「トランス脂肪酸」
植物油から人工的につくられた合成油。
摂らないほうがいい脂質です。
固まるアブラ飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は、常温で固まるアブラです。
飽和脂肪酸を含む食品は、
バター、ラード、ココナッツオイル、
牛肉・豚肉の脂身などです。
血液サラサラ不飽和脂肪酸
血液サラサラ効果があると
不飽和脂肪酸は体に良いイメージですね。
不飽和脂肪酸は、さらに
オメガ9、オメガ3、オメガ6に
分けられます。
オメガ9を含むのは、
オリーブオイル、なたね油、
ナッツ類などです。
オメガ3を含むのは、
アマニ油、えごま油、青魚、
カツオ、マグロ、うなぎなどです。
オメガ6は必須脂肪酸といわれ、
ごま油、コーン油、べに花油、
月見草オイル、
レバー、卵などに含まれます。
必須脂肪酸は、体内ではつくれないので
食べ物から摂る必要があるんですって。
危険なトランス脂肪酸
トランス脂肪酸は
植物油から人工的に合成されたもので
マーガリン、ショートニング、
サラダ油などです。
人工的に合成されたトランス脂肪酸なのに
健康に良いマーガリンなど考えもの…。
ショートニングは、市販のお菓子や
ジャンクフードに多く使われています…
糖質＋トランス脂肪酸の組み合わせは
ダイエットだけでなく
健康にも良くありません。
脂質はダイエットの敵？
脂質にも種類があって
不飽和脂肪酸のオメガ3やオメガ6は
健康に良いと人気ですよね。
ただ、トランス脂肪酸にはご注意を。
脂質だからって
すべてダイエットの敵のように見ないで
良いもの・悪いものを知って
ダイエットに活かしてください(^^)
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